ZERO

インターステラテクノロジズ

概要

ZEROは、インターステラテクノロジズが開発する小型人工衛星専用の二段式液体ロケットである。[1]世界中で急拡大する小型衛星打ち上げ市場において国際的な競争力を持つ宇宙輸送サービスを提供することを目的としており、日本政府が目指す国内の打上げ能力向上に貢献する。[6]同社は2017年の観測ロケットMOMO初号機から開発を開始し、2019年に国内民間企業単独として初めて宇宙空間到達を達成した実績を有している。[1]メタンと液体酸素を燃料として使用することが同社の特徴である。[1]

この宇宙機に搭載されているコンポーネント一覧

構造・機構系2件

データ処理ユニット

ロケット全体の骨組みを形成する構造体。エンジン、タンク、ペイロード等を支持する。

ペイロード

小型衛星ペイロードを空力加熱と振動から保護するためのカバーである。打ち上げ後に分離され、衛星が軌道投入される。

推進系4件

ロケットエンジン(第1段)

メタンと液体酸素を混合して燃焼させることで推力を発生する第1段用エンジン。液体燃料と酸化剤を別々のタンクに貯蔵し、適宜混合する仕組みを採用している。[1]

ロケットエンジン(第2段)

メタンと液体酸素を使用する第2段用エンジン。小型衛星を軌道に投入するための推力を提供する。[1]

機体構造(燃料)

メタン燃料を貯蔵するためのタンク。液体酸素タンクと分離して搭載される。[1]

機体構造(酸化剤)

液体酸素酸化剤を貯蔵するためのタンクである。メタン燃料タンクと分離して搭載される。[1]

電源系1件

電力制御ユニット

ロケットの各機器に電力を供給するバッテリーおよび電源管理ユニット。打ち上げから軌道投入までの全段階で必要な電力を供給する。

通信系1件

通信機器

ロケットの飛行状態データを地上局に送信するための通信機とアンテナ。ロケットの状態監視と飛行管制に使用される。[1]

姿勢・軌道制御系1件

姿勢制御ユニット

ロケットの飛行姿勢を監視・制御するための電子制御ユニット。センサーからの信号に基づいてスラスタやエレボンを駆動する。