SLS (Space Launch System)

NASA
打ち上げ日: 2022年11月16日

概要

SLS(Space Launch System)はNASAが開発した大型打ち上げロケットである。アルテミス計画においてオリオン宇宙船や貨物、科学衛星を月、小惑星、火星などの深宇宙へ直接輸送することを目的とする。スペースシャトルやコンステレーション計画の技術を活用し、サターンV以来の惑星間有人探査能力を実現する。全長98m、直径8.4mの2段式ロケットで、Block 1構成がアルテミス1に使用される。[1][6]

この宇宙機に搭載されているコンポーネント一覧

構造・機構系2件

機体構造(上段)

コアステージと上段を接続するアダプタで、ロケットの構造的整合性を確保する。

機体構造(燃料)

高さ65m、直径8.4mの主段で液体水素と液体酸素を燃料とする。RS-25エンジンを4基搭載し、約8分間で燃料を使い切り宇宙空間へ到達する。

推進系3件

ロケットエンジン

コアステージに4基搭載される液体水素/液体酸素エンジンで、スペースシャトルから派生した高性能エンジンである。

ロケットエンジン(上段)

Block 1の上段ステージで、オリオン宇宙船を月軌道へ投入するためのクライオジェニック推進段である。

ロケットエンジン(補助推進)

スペースシャトル固体ロケットブースターを基に強化した補助推進装置で、コアステージの両側に配置される。

熱制御系1件

熱制御ユニット

極低温燃料タンクおよび機体温度を維持するための熱制御装置である。

電源系1件

電力制御ユニット

各サブシステムへの電力供給と管理を行うユニットで、主にバッテリベースである。

通信系1件

通信機器

地上局とのテレメトリおよび指令通信を担うアンテナおよび送信機である。

姿勢・軌道制御系1件

誘導・航法・制御ユニット

ロケットの飛行経路を制御し、正確な軌道投入を実現する航法装置である。