QPS-SAR
QPS研究所
打ち上げ日: 複数機打ち上げ済み(初号機詳細不明、3・4号機:2022年10月、11号機:2025年6月12日等)
概要
QPS-SARは株式会社QPS研究所が開発した世界トップレベルの100kg台高精細小型SAR衛星である。夜間や天候不良時でも必要な観測地点を高頻度で観測することを目的とし、36機のコンステレーションを構築して地球上の任意の地点を平均10分以内に観測する準リアルタイムサービスを実現する。大型展開式アンテナを活用し、従来比20分の1の質量、100分の1のコストで46cm分解能のXバンドSAR画像を取得する。[1][2][3]
この宇宙機に搭載されているコンポーネント一覧
推進系1件
軌道制御ユニット
3号機以降に搭載された軌道制御用スラスターであり、コンステレーション維持と干渉解析対応を実現する。[5]
電源系2件
バッテリ
eclipse時等の電力供給を担う蓄電池であり、安定した電源確保を実現する。[5]
太陽電池パドル
太陽光から電力を生成するパネルであり、衛星の長期運用を支える。[5]
通信系1件
通信機器(データ伝送)
地上局とのデータ送受信を担うアンテナであり、高頻度観測データの準リアルタイム伝送を支える。[2]
姿勢・軌道制御系1件
姿勢制御ユニット
衛星の姿勢を制御するユニットであり、正確なSAR観測を可能とする。[1]
データ処理系1件
搭載コンピュータ
衛星のデータ処理と制御を担うコンピュータであり、SAR画像の処理および運用コマンド実行を可能とする。[1]
ペイロード系2件
観測機器
合成開口レーダー(SAR)センサーであり、Xバンド9.6GHzでHHまたはVV偏波の画像を取得する。Stripmapモードで1.8m x 0.46m、Spotlightモードで0.46m x 0.46mの分解能を有する。[7]
通信機器(SAR画像)
大型の収納性が高く軽量な展開式アンテナであり、強い電波を出力して高分解能SAR画像取得を可能とする特許取得技術である。[1][3]