NISAR

NASA | ISRO
打ち上げ日: 2025年7月30日

概要

NISARはNASAとISROが共同開発した地球観測衛星である。NASAのLバンドSAR(波長24cm)とISROのSバンドSAR(波長10cm)を搭載し、高度747kmの太陽同期極軌道から森林・湿地の生態系変化、陸地・氷の変形、地殻変動をセンチメートル級精度で全天候・昼夜問わず観測する。災害対応、インフラ監視、農業、気候変動研究を支援するデータを12日周期で全球取得し、無料公開する。[1][2][3][4][5][6]

この宇宙機に搭載されているコンポーネント一覧

構造・機構系1件

ブーム(全長9m)

全長9mのブームで、打ち上げ時は折り畳まれ、展開後に反射鏡を支持する。

姿勢・軌道制御系1件

誘導・航法・制御ユニット

NASAが提供したGPS受信機で、軌道決定と位置測位を担う。

データ処理系2件

データ記録装置

NASAが開発した装置で、SARデータを記録する。

搭載コンピュータ

地球表面変化のセンチメートル単位解析を担う高性能半導体プロセッサである。

ペイロード系3件

展開機構

直径12m、重量64kgのメッシュ反射鏡で、ブーム先端に展開配置される。SARの高分解能観測を実現する。

観測機器(多層地表)

波長10cmのSバンド合成開口レーダーで、ISROが開発した。多層地表観測を可能とする。

観測機器(植生地表)

波長24cmのLバンド合成開口レーダーで、NASAが開発した。植生透過や地表変位の検出を担う。