Long March 11 (長征11号)

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概要

長征11号は4段式固体燃料ロケットである。全長約20.8メートル、直径2メートル、総質量58トン、主に近地球軌道および太陽同期軌道への小型ペイロード打ち上げを目的とする。自然災害などの緊急時における24時間以内の迅速打ち上げ需要を満たすために開発された。陸上および海上からの打ち上げが可能であり、海上打ち上げは中国初の商業化応用も含む。[1][2][3]

この宇宙機に搭載されているコンポーネント一覧

構造・機構系1件

機体構造

ロケット全体の構造強度を確保する。全長20.8メートル、直径2メートルの筒体である。

推進系4件

ロケットエンジン(第1段)

第1段推進を担う固体燃料モーターである。総推力120トンを提供する。

ロケットエンジン(第2段)

第2段推進を担う固体燃料モーターである。軌道投入を支援する。

ロケットエンジン(第3段)

第3段推進を担う固体燃料モーターである。上段軌道制御を担う。

ロケットエンジン(第4段)

第4段推進を担う固体燃料モーターである。最終軌道精度を向上させる。

通信系1件

通信機器

海上打ち上げ時のワイヤレス伝送を担う。有線通信に代わる信号モニタリングを行う。

姿勢・軌道制御系2件

安全制御ユニット

飛行状況に基づくリアルタイム自主安全制御を担う。地上人員不要の自律判断を実現する。

誘導・航法・制御ユニット

飛行経路の誘導・航法・制御を担う。海上打ち上げではワイヤレス測量・制御技術を採用する。