LUPEX
JAXA | ISRO
打ち上げ日: 2028年度
概要
月極域探査機(LUPEX)は、インド宇宙研究機関(ISRO)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で開発する月探査ミッションである。月の極域における水資源の存在量・状態の現地観測、月表層大気の揮発性成分観測、着陸地点の元素濃度・分布観測を目的とし、重力天体表面探査技術(移動・越夜・掘削)の確立を目指す。着陸機(ISRO担当)とローバ(JAXA担当)で構成され、H3ロケットで打ち上げ後、月面着陸しローバが10km以上移動して土壌掘削・分析を行う。[1][2][5][6]
この宇宙機に搭載されているコンポーネント一覧
構造・機構系2件
クローラ(4脚)
ローバの走行機構であり、傾斜地形や多様な地盤を走破する。[2]
月面ローバ
着陸機から分離後、月面を10km以上移動する無人探査車である。4脚クローラで傾斜地形を走行し、深さ1.5mまでの掘削が可能。サイズは2.0m×1.8m×3.3m、質量350kg(観測機器含む)。[1][2][3][5]
推進系1件
着陸装置
ISROがチャンドラヤーン3号を基に開発する着陸機である。ローバを月面に軟着陸させる。エンジンは液体推進システムセンター(LPSC)が製造。[1][2]
電源系1件
高性能バッテリ
太陽光が当たらない場所での長期間活動と月の夜(-170℃)越えを可能にする。[1]
ペイロード系4件
サンプリング装置
ローバに搭載され、深さ1.5mまで土壌を掘削して水資源を探査する。[2]
観測機器(元素分析)
着陸地点の元素濃度・分布を観測する。月着陸機に4個、月面小型ローバに2個搭載。[4]
観測機器(大気観測)
月表層大気の揮発性成分を観測する。[2]
観測機器(水観測)
月面土壌中の水の存在量・状態を観測する。日本・インド・米国・欧州の機器を含む。[2][5]