GPS III

USSF | Lockheed Martin
打ち上げ日: 複数(2018年~2026年予定、全10基)

概要

GPS IIIはアメリカ宇宙軍が運用する次世代GPS衛星シリーズである。全10基で構成され、ナブスターGPSの運用継続を目的とする。従来の3倍の測位精度と8倍の対ジャミング性能を実現し、L1C信号を送信してノイズ耐性と電波妨害耐性を向上させる。軍事作戦の精密位置把握と民間利用の精度向上を担う。ロッキード・マーティン社が設計・開発・製造を担当する。[1][2][3][6]

この宇宙機に搭載されているコンポーネント一覧

熱制御系1件

熱制御ユニット

宇宙環境下の温度を制御し、機器の安定動作を確保する。[6]

電源系1件

電力制御ユニット

太陽光発電とバッテリを管理し、衛星の長寿命運用を支える。[6]

通信系1件

通信機器

地上局とのデータ送受信を担い、運用監視とコマンド受信を行う。[1][4]

姿勢・軌道制御系1件

誘導・航法・制御ユニット

衛星の姿勢と軌道を制御し、中地球軌道(MEO)で安定運用を実現する。[4][6]

データ処理系1件

搭載コンピュータ

測位信号処理と衛星運用データを管理する。デジタルペイロードの70%を占める。[4]

ペイロード系2件

民間信号送信機

L1C信号を送信し、ノイズに紛れにくく電波妨害に強い。ガリレオシステムとの互換性を確保する。[2][3][5]

軍用暗号化信号送信装置

軍用コード(M-Code)を生成・送信する。電波妨害に対する耐性を8倍向上させる。完全運用能力獲得に寄与する。[3]