GOSAT (いぶき)

JAXA | 環境省 | NIES | 三菱電機
打ち上げ日: 2009年1月23日

概要

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)は、JAXA、環境省、国立環境研究所が共同で開発した人工衛星である。二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの濃度分布を高度約666kmの太陽同期軌道から全球的に観測し、地球温暖化の科学的理解を深め、温暖化対策に貢献することを目的とする。三菱電機がプライムメーカーとして設計・製造を担当した。[1][2][3]

この宇宙機に搭載されているコンポーネント一覧

熱制御系1件

熱制御ユニット

機器温度をミッション要件範囲内に維持する。[1]

電源系2件

太陽電池パドル

太陽光を電力に変換し、衛星の電力供給を担う。打ち上げ直後に展開され、太陽捕捉を行う。[2]

電力制御ユニット

太陽電池パドルやバッテリからの電力を管理・分配する。[1]

通信系1件

通信機器

観測データを地上局へ送信し、指令を受信する。XバンドおよびSバンドを使用する。[1]

姿勢・軌道制御系1件

姿勢制御ユニット

3軸安定制御を実現し、観測指向を維持する。地球捕捉および太陽捕捉を行う。[2]

データ処理系1件

搭載コンピュータ

観測データを処理・格納し、テレメトリを生成する。[1]

ペイロード系2件

観測機器(温室効果ガス)

地球大気を透過する光を分光し、二酸化炭素やメタンの濃度を高精度で観測する主観測機器である。短波長赤外域と熱赤外域のバンドで測定を行う。[7]

観測機器(雲エアロゾル)

雲やエアロゾルの存在を検出し、TANSO-FTS観測の品質を向上させる補助観測機器である。可視・近赤外の4バンドで広域イメージングを行う。[7]