Dream Chaser
Sierra Space | NASA
打ち上げ日: 2024年後半予定(初飛行)
概要
Dream ChaserはSierra Space社が開発する再利用可能な有翼宇宙船である。国際宇宙ステーション(ISS)への無人貨物補給ミッションを主目的とし、最大12,000ポンドの貨物輸送と1.5tの帰還貨物能力を有する。元々は有人運用も想定されたが、現在は無人補給船として運用され、滑走路着陸が可能な設計である。NASAの商業補給サービス2(CRS-2)契約に基づき最低7回のミッションが予定されており、開発背景にはNASAのHL-20設計の継承と商業宇宙ステーションOrbital Reefの中核コンポーネントとしての位置づけがある。日本では着陸候補地や活用構想が検討されている。[1][2][4][9]
この宇宙機に搭載されているコンポーネント一覧
構造・機構系2件
ペイロード
ISSへの貨物輸送および最大1.5tの帰還貨物を収納する主要構造である。全長約9mの設計で、再利用性を確保する。
翼機構
有翼スペースプレーンとして滑空再突入と商業滑走路着陸を実現する主要コンポーネントである。
推進系1件
推進ユニット
大気圏再突入および軌道調整を担う。再利用可能な設計で低軌道運用を支える。
熱制御系1件
熱制御ユニット
再突入時の高熱環境から機体を保護する。Sierra Spaceの開発工程でシーメンスXceleratorにより設計検証されている。
電源系1件
電力制御ユニット
軌道滞在中の電力供給を管理する。再利用ミッションに対応した設計である。
通信系1件
通信機器
ISSとのデータリンクおよび地上管制との通信を担う。再利用運用に適した信頼性を有する。
姿勢・軌道制御系1件
姿勢制御ユニット
軌道上での姿勢安定および再突入制御を行う。NASAの厳格な環境試験を完了している。