Cygnus

NASA | Northrop Grumman

概要

シグナスはNASAの商業軌道輸送サービス(COTS)および商業補給サービス(CRS)契約に基づき、ノースロップ・グラマン社(旧Orbital ATK社)が開発した無人宇宙補給機である。国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給を目的とし、与圧貨物モジュール(PCM)とサービスモジュール(SM)で構成され、最大約3,750kgの貨物を運搬する。日本側ではJAXAが近傍通信システム(PROX)を用いて運用支援を行う。[2][1][8]

この宇宙機に搭載されているコンポーネント一覧

構造・機構系2件

サービスモジュール

推進・電力・熱制御等の機能を統合した非与圧部である。ISSへの接近・離脱・再突入を担う。

ペイロード

ISSの米国モジュールハッチに適合する与圧貨物収納部である。開口部は約94cmで、最大約3,500kgの貨物を運搬する。

推進系1件

ロケットエンジン

サービスモジュールに搭載され、軌道修正と再突入制御を行う。ハイドラジン系推進剤を使用する。

熱制御系1件

熱制御ユニット

サービスモジュールの熱管理を行い、真空環境下での温度制御を実現する。

電源系1件

太陽電池パドル

サービスモジュールに展開され、電力供給を行う。ミッション期間中の主電源である。

通信系1件

通信機器

地上局およびISSとのデータ送受信を担う。JAXAのPROXシステムとの近傍通信も対応する。

姿勢・軌道制御系2件

姿勢制御ユニット

ISSへの自動接近と結合時の姿勢制御を担う。小型推進器群である。

誘導・航法・制御ユニット

自動航法とISS結合を制御する。GPSおよびセンサデータを処理する。