ADRAS-J2

アストロスケール | JAXA

概要

ADRAS-J2(Active Debris Removal by Astroscale-Japan2)は、JAXAの商業デブリ除去実証(CRD2)フェーズIIのミッションで実施される小型宇宙機である。目的は、日本由来のロケット上段(大型デブリ、非協力物体)への接近・近傍制御、画像データ取得、デブリの捕獲および軌道離脱による除去実証で、フェーズI(ADRAS-J)の成果を基に宇宙デブリ除去技術と軌道上サービス事業の開拓を目指す。[1][2][5]

この宇宙機に搭載されているコンポーネント一覧

構造・機構系1件

ロボットアーム

デブリの捕獲機構として機能し、非協力物体であるロケット上段を把持して軌道離脱を実現する。[1][5][8]

推進系1件

推進ユニット

デブリへの相対航法、接近、近傍制御のための軌道変更と位置保持を実現する。[2][4]

電源系1件

太陽電池パネル

軌道上での長期間運用に必要な電力を供給する。[2]

通信系1件

通信機器

地上局との画像データやテレメトリの送受信を可能にし、ミッション運用を支援する。[2]

姿勢・軌道制御系1件

姿勢制御ユニット

RPO(ランデブ・近傍運用)中の精密な姿勢制御とデブリ近傍での安定した運用を担う。[1][7]

データ処理系1件

データ処理ユニット

相対航法、画像処理、自動制御アルゴリズムを実行し、デブリ接近運用を自律的に管理する。[4][6]

ペイロード系1件

観測機器

デブリへの接近・近傍制御中にデブリの運動、損傷・劣化状況を近距離で撮影・取得する。ADRAS-Jと同様の機能である。[1][4]